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誰もが童心にかえってしまうと話題のお店を調査しました。外観はまるで学校、店内には煎餅や駄菓子などが売られ、小学生の頃にタイムスリップしたような気分に浸れます。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへまるで学校のようなお菓子屋さん
やってきたのは「おかしやじろう」。
昔ながらの木造校舎のような建物で、鉄棒やタイヤの遊具まであります。
ノスタルジックな雰囲気が満載。本当の学校のようです。
さらにお店の中に入ってみると、学校の廊下があり、小学生の頃よく目にしていた懐かしい体重計や座高計も。
タイムスリップしたかのような気分が味わえる「おかしやじろう」。
誰もが童心に返るレトロな雰囲気ですが、店主の渥美次朗さんに聞きましょう。まず、なんの店なのですか?
おかしやじろう店主・渥美次朗さん:
私が自分で焼いた手焼き煎餅を売る「煎餅屋」です
メインは店主の渥美次郎さんが焼く手焼き煎餅ですが、他にも駄菓子などさまざまな商品が売られています。
おかしやじろう・渥美次朗さん:
煎餅屋ですが、近所の子供たちにも寄ってほしいので、子供たちが買えそうな値段の駄菓子も売っています
焼きそばは300円で、お好み焼きはなんと160円。小銭片手に、友達と通った近所の駄菓子屋さんのようなスタイルが魅力です。
煎餅の手焼き体験も人気
さらに、土曜日限定で行われる、1人800円の煎餅・団子の手焼き体験も人気です。
「草加せんべい」で有名な埼玉県で修行を積んだという渥美さん。
手焼き煎餅体験ができるということで、にむらあつとリポーターも挑戦しました。
お米を粉にして溶かし、煎餅の形にしたものを、200℃以上の高温で焼いていきます。
まだ白くて薄い“煎餅のもと”が、ここからどんどん煎餅らしくなっていきますよ!
さっと返して、煎餅が曲がらないように押さえながら焼くのがポイント。
意外や意外、この作業が結構忙しいのでした。「もう返してください!」と渥美さんに急かされるので、のんびりしていられません。
どんどんひっくり返して大忙しです。
おかしやじろう・渥美次朗さん:
日によって湿度の関係で焼けるのが早い日があるんですよ。きょうは早い! ああ、焦げちゃいます!
必死に煎餅を返して、3分程でこんがりきつね色に焼けました。
仕上げに、しょうゆとみりん、オリゴ糖で作った「特製ダレ」を塗れば完成です。
外はパリッと、中はふわっとしていて異なる食感を楽しめます。お米の香りとしょうゆの香ばしさで、焼き立ては格別のおいしさです。
自分で作って焼きたてを食べることができるこの体験は、特に親子連れに評判が良いそうです。
学校のようなお店を始めたきっかけ
放課後や休日には、子供たちの元気な声が響く「おかしやじろう」。まるで学校のようなお店を始めたのには、理由がありました。
おかしやじろう店主・渥美次朗さん:
元々教師をやっていたので、周りの人に学校にしちゃいなよと勧められて始めました。遊具もみんなで持ち寄ってくれました
今後は煎餅だけでなく、あめ玉など自分で作れるものを増やしたいとのことで、まだまだこれから進化していきそうです。
子供たちのために作られた学校のような「おかしやじろう」。子供はもちろん、大人もタイムスリップした気分で楽しめました。
■店名 おかしやじろう
■住所 浜松市中央区半田町233
■営業時間 火・水・金 13:00〜18:00
土 10:00〜18:00
■定休 月・木・日
■問合せ 053-545-5410
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